般若心経の写経をしました。
先日、奈良の薬師寺に行ったときに、
般若心経の写経用紙を買ってきました。
(インターネットでも購入することができます。
トップページは、http://www.nara-yakushiji.com/index.html
写経の申込みのページは、
http://www.nara-yakushiji.com/osyakyo/jitakude.html )
これは、写経を終わった後に、付属のボール紙に巻きつけて薬師寺に送ると
講堂の上の階に、保存してくれるそうです。
もしかしたら、千年後にも、私の書いた写経が薬師寺に残っているかも・・・。
このごろ、禅とか仏教に興味があり、写経は、少々前から、気になっていて、
そのうち、やってみたいと思っていました。
初心者でも、取り付きやすいように、
写経の用紙の下に手本を引いて書く(なぞる?)ようになっています。
でも、実際、やってみたら、なかなか難しいです。
まず、無心にできない。
ゆっくり書いていると、こんな漢字で正しかったっけ?とか、
なんで「呪」なんて字が般若心経に含まれているんだろう?とか、
なにか、他のことが気になったりしてしまいます。
さらに、きれいに書けない。
お坊さんの話では、心がこもっていれば問題ないとのことですが・・・
手本をなぞっているにもかかわらず、ずれてしまいます。
(写真のうち、後ろ半分が私のかいた部分です。妻と半分ずつ、分けて写経しました。)
書き終わってみると、
一字一字、書いた字がだいぶ違います。
一字ずつ書くたびに、墨をつけるのですが、
その度に、何か気分が変わってしまうような感じです。
普通は、このときに、気持ちが洗われていくのでしょうか?
一字一字に、いろいろな思い・考えが入っている気がします。
もうちょっと落ち着いてから、書けばよかったかも・・・
ちょっと、残念でした。
<薬師寺で、お坊さんに話を聞いたときの話>
奈良時代の寺などには、お墓がないため、檀家がおらず、
収入は、拝観料のみでまかなっており、大変とのことでした。
知らなかったですね。
写経用紙を買ったことで、少しですが、貢献できたかな?