インドの発展 TBS「がっちりマンデー」を見て
現在、インドの発展が非常に見込まれています。
株の本を見ると、次の投資は、「インド株」と、どこもかしこも言っています。
中国がある程度、発展したから、次は、インドだ・・・と。
確かに、発展する余地は、非常にあると思ってはいますが、
あまりにも、なんでもかんでも、インドに投資すればいいと、考えすぎでは。
すでに、ITとしては、バンガロールで発展しています。
アメリカから見て、地球の反対側にあるということで、
時差を利用した24時間のソフトウェア開発が行われています。
で、給料としては、上級SEであれば、インド人としても、
アメリカ人と同じくらいの給料をもらうようになってきています。
具体的な資料がないので、値については、はっきり言えませんが、
私が知っているところでの人件費では、
「中国人の人件費 < インド人の人件費」
と、すでになっていることも知っておくべきでしょう。
(あくまでも、SEとしての人件費ですが。)
インドの人口は、約11億人。中国の人口は、約13億人。
インドについては、カースト制度という問題が、
中国については、内陸部と湾岸部との格差という問題があります。
でも、人口パワーが非常に高く、多少の問題があったとしても、どんどん発展していくのでしょうね。
私は、カースト制度が非常に気になっていました。
カースト制度では、与えられる教育、就ける職業も決まってしまい、
いくら人口が多くても、制約があるのではないか?と。
でも、今日、「がっちりマンデー」で、TATAという財閥の話を知り、非常に興味を持ちました。
この財閥の元は、ペルシャで、宗教がゾロアスター教で、
カースト制度(ヒンズー教)の制約を受けないそうです。
欧米や日本のような外資は、同様に、カースト制度の影響は受けにくく、
すべての階級の人を雇えることが雇え、カースト制度はあまり関係ないのかもしれませんね。
まあ、どちらにしろ、インドが発展することについては、誤りがありませんが、
どこの分野がこれから発展していくのか、という点については、十分注意が必要だと思います。
ただ、日本人がビジネスを行うにあたっては、なるべく文化(考え方)の近い、東南アジア
例えば、タイ、ミャンマー、ベトナムの方が、ビジネスを行うにはやりやすいのでは、
と個人的には思います。