本:「上手な悩みの整理術」 著者:諸富祥彦 三笠書房 | 絶好調への道

本:「上手な悩みの整理術」 著者:諸富祥彦 三笠書房


悩みの解決法に興味があるので、この本を読んでみました。

諸富 祥彦
上手な「悩みの整理」術

この本を読んで、以下のことがよくわかりました。

・どんなに明るい人であっても悩みを抱えている。

・どうやっても悩みはなくなるものではない。

  悩みのない人生を送りたいということは誤り。

・悩みとの上手な付き合い方をしているかどうか、が

 悩みにとらわれている人ととらわれていない人との違いだ。


私も、仕事のことでだいぶ悩んでいました。

最初はそれほどの悩みでもなかったはずなのですが、

だんだんと大きくなり、考え方がどんどんマイナス志向になる。

さらに、悩みが悩みを呼ぶ悪循環にはまり、いつの間にか自分と悩みが同一化してしまい、

にっちもさっちも行かなくなってしまった・・・。

そのころに、この本を読んでいたら、救われたかもしれません。


この本によれば、同一化してしまっている自分と、悩みを分離することが重要です。

悩みを感じたら、悩んでいる自分がいることを素直に認め、

その悩みを自分から、ほどよいところに置き、共存する。ということでしょうか。


もし、悩みで困っている人がいたら、読んでみることをお勧めします。

本棚に置いておき、なにかちょっと悩んでいるなぁ、と自分で気になったら、

読み返してみる、というのも良いと思います。


参考:

 諸富祥彦のホームページ