本「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学」 著者:山田真哉
結構売れている本ということで、
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学」を読んでみました。
このごろ、会計関連の初心者向けの本というのが非常に多く発売されている。
『やさしい会計』、『よくわかる会計』・・・・
違いはなんなんだろうか???まったく多すぎだね。
どれもこれも
会計が初心者にはとっつきにくいから、読みやすい本を書いてみました。
と言っています。
でも、
初心者用に書かなければならないほど、会計って、そんなにとっつきにくいか?
一度、簡単に勉強すれば、それほど難しい話ではないと思うけど・・・。
さて、会計の入門書の中で、この本を読んでみたのは、
さおだけ屋がなぜ儲かるのか?
という点に惹かれたから。
・さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
・ベッドタウンに高級フランス料理店の謎
など、身近な疑問から、会計に近づく、雑学的なアプローチとしては、面白い。
会計の知っている人にとっては、まあ何も考えずに読める、ただの読み物に近いです。
ただ、自分の知識を身近なものに生かしましょうという、アドバイスとしては生きると思います。
これから会計を勉強する初心者には、超超入門書として、読める本です。
会計にまったく縁のない人が、会計に興味をもつきっかけになるかもしれないですね。
この著者は、他にもいろいろな会計の本を出していますが、
女子大生会計士の事件簿シリーズ が面白いです。
こちらは、会計の知識がある人にとっても、ストーリー仕立てになっているので、面白く読めます。
その他に、初心者向けの本としては、以下の通り。
図書館で借りられたら、読んでみようと思います。
- 石井 和人, 山田 真哉